宮城県大和町で21日、高校生たちがダム湖にかかる橋の点検作業を体験し、維持管理の重要性について学習しました。
大和町宮床にある「七ツ森湖」を訪れたのは、黒川高校の環境技術科の3年生7人です。生徒たちは、安全器具を装着すると早速、ひとりひとりダムにかかる橋の点検作業を体験しました。県建設センターの職員とともに専用の点検車に乗って目視で橋げたにサビなどの腐食がないか、また、「打診棒」と呼ばれる器具を使ってコンクリートにひび割れや剥離している箇所がないか確認しました。
生徒:
「高いころが苦手だったが作業車に乗って打診棒などを使って詳しく調べることはとてもいい体験だった」
「なかなか橋の下を見る機会がなかったので貴重な体験だった。橋は劣化していくので点検は大事だと感じた」
橋梁は、法律で、5年に一度の点検が義務づけられていて、生徒たちは、橋がどのうように点検され維持管理されているのか熱心に学んでいました。黒川高校では2016年から生徒が課題研究の一環として橋の構造を学んだり清掃活動などに取り組んでいます。
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