27日に投開票が迫った衆院選。若い世代の投票率が低迷する中、投票所に足を運んでもらおうと、福島県県の担当者が、福島市にある県立医科大学を訪れ、投票を呼びかけました。

お昼時の学生たちに投票を呼びかけるのは、県選挙管理委員会の職員たち。福島市の県立医科大学で、衆院選の投票日が書かれたウェットティッシュなどを学生に配って、直接投票を呼びかけました。

県選挙管理委員会・安藤真貴子さん「特に若年層の投票率アップということで、大学生向けに活動した」

これまでの衆院選では、若い世代ほど投票率が低迷していて、特に低いのは20歳から24歳の世代です。その世代の学生たちに選挙に行くか尋ねると、さまざまな声が聞かれました。

男子学生(22)「できるだけ行きたいと思う。自分の1票をちゃんと投票したい」
女子学生(21)「行きたいが、住民票が福島市にないので行けない。毎週土日に部活があり、平日は朝から夜まで授業なので・・・」
男子学生(20)「地元が相馬で、期日前投票できのう投票した。実家に帰ったので、その時に親に行くぞと言われて行った」
男子学生(21)「(投票は)しないです。/自分が情報を察知できていない、投票に行くのは無責任だと思う」

県は、若い世代の投票率アップに向け、22日以降も県内の大学で啓発活動を行うということです。

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