地震により仮設住宅で生活を再スタートした住民にとっても新たな問題が起きています。
七尾市内の仮設住宅では、雨が降った際に住民がぬかるみで転倒しけがをするなどしたため、住民の有志が瓦を敷くなどの応急対応で安全確保に努めています。
神奈川のボランティア「仮設住宅は条件悪いところでも建てるケース多く、安全のためお手伝いしている」
七尾市本府中町の仮設住宅は、湿地のため水はけが悪く、少しの雨でも水たまりができてしまいます。そのため、ぬかるんだ泥に足を取られて転んだ際に、膝や腕などをけがする高齢者も。
これから雨や雪が多くなる季節を迎えることから、住民の有志が、神奈川や愛知からの災害支援ボランティアとともに応急作業を行いました。作業は解体予定のアパートから回収した屋根瓦を地面に敷いて踏み固めていきます。
住民の代表は七尾市に対し、砕いた石などを敷き詰める工事を求めていて、共有部分の倉庫までの地面については実施予定だということですが、開始時期は未定です。
本府中町第一団地自治会長 近畑太基さん「予算的なものあるかと思うが、待てない、もっと住民のこと考えて」
住民の代表は、段差の解消など様々な面で生活がしやすいように課題を解決していきたいとしています。
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