青森県鶴田町で、リンゴの着色を利用して実の表面に「文字」や「イラスト」を浮かび上がらせる、絵や文字が入ったリンゴの収穫が行われました。
秋の日差しを浴びてリンゴが赤く色づきました。
表面には「心騒ぐ」を意味する「じゃわめぐ」や、「がんばれ」という意味の「けっぱれ」など津軽弁のシールが貼られています。
この「絵・文字入りリンゴ」を収穫したのは、鶴田町の拓紅園の園主・中野光彦さんで、35年ほど前から栽培と制作をしています。
シールを貼った部分は、日光が遮られるため赤くならずに「文字」や「イラスト」が浮かび上がります。
中野さんが様々な品種で試した結果、「陸奥」が一番、色のにじみがなくきれいに仕上がるということです。
拓紅園 中野光彦さん
「今年はここ数年で最高の出来です。去年は高温で着色も悪かったし、自然落果がかなり多かったが、今年は被害もなく出来としては99%満足です」
「絵・文字入りリンゴ」には、津軽弁のほかハロウィンをイメージしたイラストもあり、23日から鶴田町の道の駅で販売されます。
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