備中・足守藩出身で江戸時代後期に活躍した医学者・緒方洪庵の足跡を辿る特別展が岡山市北区の岡山県立博物館で始まりました。
特別展は没後160年を過ぎた今、洪庵の生涯や功績について広く知ってもらおうと企画されたものです。西洋医学を学び天然痘の予防ワクチンの普及に尽力したほか、大阪に私塾「適塾」を開き福沢諭吉など多くの人材を輩出した、緒方洪庵。
会場には、門下生にあてた直筆の手紙や、岡山に帰省した際の日記など85点が展示されています。
(岡山県立博物館・学芸員 平田良行さん)
「洪庵には人のために学術のために一生懸命働きたいという思いがあったということを知ってもらえたら嬉しい」
特別展は来月(11月)24日まで開かれています。
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