デジタル技術を活用して、海外から信州を訪れるインバウンド観光客などによりよい体験をしてもらおうという産官学の取り組みがスタートしました。

長野市で18日に開かれたキックオフ会には、信州大学や行政、企業、観光関係者など60人余りが参加しました。

このなかで白馬村の岩岳スキー場で夏の誘客を成功させた和田寛(わだ・ゆたか)さんが、「食事や宿泊のマッチングや効果的な集客などでデジタル技術が果たす役割に期待できる」と講演しました。

産学官が連携した取り組みとして今後は、長野市を宿泊や食事の拠点として情報を発信し、さらに白馬村や山ノ内町などでスキーを楽しんでもらうための仕組みを作っていく方針で、成功例を県内に展開していくことを目指しています。

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