宮城県の南三陸町と石巻市の境にある景勝地「神割崎」で先月末に見つかったマツの倒木は18日、重機を使い撤去されました。

「神割崎」では年に2度岩と岩の間から朝日が上り、幻想的な光景が見られる観光スポットですが9月末、アカマツの木が倒れているのが見つかりました。間もなく岩の間から朝日が昇る時期を迎えることから撤去作業が行われました。

作業員が木をクレーンで吊り上げ岩から引き離した後、チェーンソーで切り分けていきました。アカマツは長さおよそ10メートル、重さは1.2トンあったということです。

南三陸町商工観光課 三浦成治さん:
「ちょうど朝日が真ん中に望める期間に間に合ったことは大変喜ばしく思います」

神割崎では4年前にも大雨で倒木があり撤去されています。今回の費用およそ110万円は、南三陸町と石巻市で出し合ったということです。神割崎では来週以降、岩の間から朝日が昇る時期を迎えます。

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