米軍横田基地(資料写真)
防衛省北関東防衛局が16日、米軍側から提供された情報として、協議会に流出が疑われる場所などを伝達。協議会は情報提供が不十分だとして、改めて防衛省に対応を求めた。要請で「貯水池の処分方法、長期的な対応策の具体的内容が示されていない。また、国の責任で周辺環境への影響や、米軍の取り組みの確認が行われていない」と指摘した。 基地内への立ち入り調査の申請について、都の基地対策の担当者は「(今回の要請を受けた)国の対応状況を踏まえて必要な対応を検討していく」とした。 漏出事故は8月30日に発生。豪雨の影響で消火訓練場の貯水池からPFASを含んだ汚染水約4万7000リットルがあふれ出し、基地外に流出した可能性が高いことを初めて米軍が認めた。(松島京太) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。