厳しい暑さも落ち着き、いよいよ秋の行楽シーズンの到来です。

この時期、人気の観光地には多くの外国人観光客の姿も!

(中国からの観光客)
「とても良い景色で心が落ち着きます。ベリーナイス」
(マレーシアからの観光客)
「犬山城の資料を読んで、お城に登りました」

コロナ禍が落ち着いた今、こうしたインバウンド需要が高まっているんです!

16日に発表された観光庁のデータによると、ことし1月から9月までに日本にやって来た外国人観光客が使ったお金の総額は5兆8582億円!

円安を追い風に、早くも過去最高額だった去年1年間の金額を上回っているといいます。

ということで、外国人にも大人気の岐阜県高山市の16日の様子を覗いてみると…、ドイツ、オーストラリア、アメリカ、スペインと様々な国から訪れた人たちの姿が。

平日にも関わらず、多くの外国人観光客で賑わっていました。

訪れた人は写真を撮ったり、食べ歩きをしたり、中にはツアーの団体客の姿も。

そして、こうした人気の観光地だけでなく意外な場所も今、外国人観光客から注目されているんです!

岐阜県中津川市の観光名所・馬籠宿。

17日も路線バスに乗って、大勢の外国人観光客がやって来ました!

(訪れた外国人観光客)
「ハワイから来ました」
「オランダからです」
「私たちはオーストラリアから」
「私はニュージーランドから。ここに来られて最高。ニュージーランドとは全然違う」

「中山道」の宿場町、馬籠宿。

島崎藤村の出身地としても知られるこの場所が、なぜ外国人に人気なのかというと…。

(オーストラリアからの観光客)
「サムライロード」
(ハワイからの観光客)
「僕たちは自然に囲まれた山道が大好きなんだ」
(オランダからの観光客)
「山道を歩くためよ」

江戸時代の趣を残す中山道は「サムライロード」と呼ばれているんです。

中でも、馬籠宿と長野県木曽郡の妻籠宿までの約9キロの山道は、美しい景色を見ながらのハイキングが楽しめると外国人観光客に大人気。

江戸から京都まで69ある宿場町のうち、43番目の馬籠宿は17日も外国人観光客で“大賑わい”となったのです。

(ハワイからの観光客)
「イチョウやカエデ、いろいろな種類の木もあったのが良かった。次は両親も連れて行きたい。もっと歩きたい」
(オランダからの観光客)
「ファンタスティック!ベリーナイス!!」

この光景に、地元のコーヒー店も…。

(Hill Billy Coffee Company 古井大介オーナー)
「ハイキングに絶好のシーズンなので、外国人がどんどん増えてきている。コロナ前より今の方が多い気がする」

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