15日に公示された衆議院選挙。ニューズナウでは鹿児島県内4つの選挙区の候補者を紹介していきます。1回目は鹿児島1区です。

鹿児島1区は、鹿児島市北部、桜島、それに三島村と十島村です。

参政党・新人の昇拓真さんと、自民党・前職で4期目を目指す宮路拓馬さん、立憲民主党・比例九州前職で8期目を目指す川内博史さんの3人が立候補しました。与野党の激しい選挙戦となっています。

川内博史候補 立憲・比例前(7)

(第一声)「自民党の政治は、ほぼ限界を迎えている。総理大臣になってからは、まったく真逆のことをおっしゃるようになってしまった。残念だねえと」

8期目を目指す立憲民主党の川内博史さんは、鹿児島市出身の62歳です。前回の選挙で宮路さんに敗れましたが、今年4月、繰り上げ当選しました。

労働組合の連合鹿児島の推薦を受けたほか、今年4月の鹿児島市議選で議席を増やした党の勢いを追い風に、裏金問題を批判して自民党の切り崩しを狙います。

(立憲民主党県連 柳誠子代表)「いまの政治のままではだめだ。みなさんの怒りを今度の選挙にぶつけて下さい。まじめに誠実に働く人を国政に送りましょう」

(選挙カー)「政治はみなさんの生活を支えるためにある。この物価高。消費税を停止する」

訴えの柱の一つが、消費税10%の一時停止。家計を緊急的に支える方策として提案しています。

(40代主婦)「消費税のいったん停止。私も買いたいものを我慢している。100円均一でもどうしようと悩むくらいだから。期待しています」

(川内博史候補)「マイふりかけです」

選挙期間中の楽しみは、昼食。ご飯にはかならず、お気に入りのふりかけをかけます。

(川内博史候補)「この(ウグイス嬢の)チームのリーダーは、僕が偶然おうちに訪ねて行って、私は負けたことがないと。選挙で。運命ですよ。じゃじゃじゃじゃーんですよ」

15日は、あいにくの天気となりましたが…。

(川内博史候補)「あまり気にならない。こういうのは私には普通のことなので」

与党・自民党に逆風が吹く中、政権交代を訴えます。

(川内博史候補)「政治の行き詰まりが、裏金問題や旧統一教会問題で明らかになっている。政治の大方針を転換する。そのためにこの選挙を戦い、多くの皆さんに訴えていきたい」

特定の支持政党を持たない無党派層が多い選挙区ともいわれる鹿児島1区。浮動票をどこまで取り込めるか、3人の争いは激しさを増しています。

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