秋も深まり、季節の味覚も旬を迎えています。

鶴岡市ではきょう庄内柿の出発式が行われました。

箱にぎっしりと詰まった色鮮やかなオレンジ色の庄内柿。

きょう鶴岡市では、早生(わせ)品種の「刀根早生(とねわせ)」の出発式が行われ、およそ5トンが北海道方面に向けて出発しました。

JAによりますと今年の庄内柿は台風の影響で木のねじれや枝折れなどの被害があったものの、温暖な気候が影響して実の大きさは今までにないほど大きく育っているということです。

庄内柿の収穫は今月5日から始まっていて、今月下旬には刀根早生の出荷がピークを迎えます。

その後、来月上旬に主力品種の「平核無(ひらたねなし)」の出荷が最盛期となります。

JAでは今年、刀根早生と平核無を合わせて、およそ2000トンの集荷を見込んでいます。

庄内柿生産組織連絡協議会 岡部順 会長「甘くて果肉もちょうどいい柔らかさに生育しているので是非おいしい庄内柿をたくさん食べてもらえれば」

きょう出発した初物(はつもの)の庄内柿は鉄道を使って陸路で北海道まで届けられます。

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