県内の手足口病の感染者数が13週連続で警報レベルとなっています。前回の調査に比べ県全域で増加していて、県では警戒を呼び掛けています。


今月13日までの1週間に県内28の小児科定点医療機関に報告された手足口病の患者数は745人で、前の週より114人増えました。

1定点医療機関あたりの感染者数は26.61人で、前の週より4.07人増加し、13週連続で警報レベルとなっています。

年齢別では、1歳の報告が一番多く137人、2歳が129人などとなっています。

保健所別では、置賜保健所で255人、村山保健所で177人、山形市保健所で175人、最上保健所で77人、庄内保健所で61人となっていて、県全域で増加しました。

手足口病は、乳幼児を中心に夏に流行するウイルス性の感染症です。例年今の時期は感染が落ち着いていますが、今年は増加が続いています。

飛まつや接触などで感染が広がるため、県は特にトイレのあとやオムツ交換のあと、食事の前には石けんを使いこまめに手を洗うよう呼びかけています。

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