島根県内では去年から今年にかけて、車の中にいた女性が男に襲われる事件が続きました。
ゴールデンウィークで車に乗るケースも増えるかと思いますが、忘れがちなのが、車に乗った際の「ドアロック」です。あなたはドアロック「する派」?それとも「しない派」?
防犯アドバイザーは、特に不景気の中では犯罪防止のためにも重要だと警鐘を鳴らします。
小崎純佳 記者
「車社会といわれる山陰地方、実は車の中で起きた事件も度々確認されているんです」
松江市では去年、駐車場にとまっていた車の後部座席ドアを開けて、中で休んでいた女性の背後から女性の口を手でふさぎ、首を絞めるなどの暴行を加え、現金とカバンを奪うなどの強盗傷害事件が発生。
出雲市では今年1月、店舗駐車場で駐車していた車の後部座席に男が突然乗り込み、乗っていた女性の背後から、髪の毛を引っ張る暴行を加えて現金を取ろうとした強盗未遂事件が発生しています。
そこで、街の人に聞きました。
あなたは車に乗った時、車のドアロックをかけていますか?
ロックしない派
「しません。これがなくなったら致命的だというものがあったらロックしますけど、普段あまりしないです」
ロックする派
「しないと不安です」
ロックする派
「走行中に開いたら危ない。風圧で開かないとは思うんですけど」
毎回はロックしない派
「子どもが乗っていればします。子どもがいれば危ないですし、子どもいなければ危なくないと思って」
今回、取材班が鳥取県米子市内で100人に聞いたところ、「ロックする」が56人、「ロックしない」が44人でした。
しかし、ロックすると答えた人のうち、半分近くが「自動ロックの車」という回答でした。
半数近くの人が「ロックしない」という結果に、防犯アドバイザーは警鐘を鳴らします。
防犯アドバイザー 京師美香さん
「車の鍵を閉めないと、強盗だけではなくて、例えば、車を持ち逃げされるということもありますし、短時間でも車上荒らしの危険がありますので、絶対ロックをかけていただくっていうことは必要です」
車で休んでいた女性が襲われるという事件などもあることから、たとえ短距離・短時間であっても、ドアロックをすることが重要だということです。
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