総理就任から26日後の投開票となる“戦後最短”の衆議院議員選挙が15日に公示され、青森県内は3つの小選挙区に合わせて11人が立候補しました。10月27日の投票に向けて、12日間の選挙戦がスタートしました。
こうしたなか選挙戦初日、候補者は有権者になにを訴えたのか。選挙区ごとにお伝えしていきます。本記事では「青森2区」です。八戸市、十和田市、三沢市と上北郡、三戸郡で構成され、前職と新人のあわせて4人が立候補しています。
【青森2区】国民民主党の新人・金濱亨氏(36)
国民民主党の新人・金濱亨氏は八戸市役所前でマイクを握り、物価対策としての減税などを訴えました。
国民民主党の新人・金濱亨氏(36)
「非公開かつ非課税の政治資金、裏で使えるお金は一切使わずに今回、この選挙に挑んでいます。物価高で物流コストものってくる、物価価格の高騰で所得の低い青森県民、我々は苦しんでいる。だから、減税政策。ふるさとの生活者の代表が、皆様のお力をいただいて、ふるさとの未来を作っていく。いま必要なのは、生活者の代表です」
【青森2区】自民党の前職・神田潤一氏(54)
自民党の前職・神田潤一氏は八戸市の館鼻公園でマイクを握り、政治不信の払拭などを訴えました。
自民党の前職・神田潤一氏(54)
「政治資金の問題で大変強い逆風を感じながらのスタートになりました。なんとか少しずつ信頼を取り戻す第一歩にする。それもこの選挙の大事な意味になります。県南地域の発展が、この八戸港のカーボンニュートラルの取り組みにかかっていると言っても過言ではありません。この八戸港の転換点を私の2期目でしっかりと前に進めていく」
【青森2区】共産党の新人・久保将氏(70)
共産党の新人・久保将氏は八戸市類家地区で第一声を上げ、消費税の減税などを訴えました。
共産党の新人・久保将氏(70)
「裏金問題にまったく反省のない金権腐敗政治を終わらせるために、取り組んでまいります。子や孫に核のごみを引き継ぐというようなこと、これは絶対にさせてはなりません。そのためにも脱原発です。消費税が大きく私たちの生活を苦しめています。まずは消費税。10%を5%に減税して経済応援をする」
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