紫金山・アトラス彗星(ツチンシャン・アトラスすいせい)が、山形県でも見られています。

天気がいい日は肉眼でも見られるチャンスがあるということで・・・

山形天文同好会の宮田正一さん(76)に、見たい!と言う人はどうしたら見られるか、お話をうかがいました。

Q山形ではいつまで見られますか? 

「肉眼では22日ごろまで見られます」「機材を使えば年内は見られる可能性が」

Qどういうところで見えますか? 

「なるべく暗いところ、ひらけた場所、西の山が低いところ」「例えば、西蔵王や蔵王がおすすめです」

Qどの方向で見られますか? 

「晴れている西の空。金星の右上のほうに見られます」「ここ数日は金星から20度くらい右上に見えるはずです」

「毎日地球から離れていきます。毎日左上に上がっていきます。1日4度から5度ほど移動していきます」 

Q見られる時間帯は?

「日没のあと少したったくらいから見えます。午後6時ごろから午後7時ごろがいいのでは」

Q今回を逃すと次はいつ見られますか?

「何百年、何千年先なのかわからないです。ですから今見たほうがいいですね」「できれば、双眼鏡があるといいですよ」

■山形天文同好会の皆さんが撮った彗星の美しい写真がこれだ!

↑左に金星、右に彗星。すばらしい天体ショーだ。

↑マジックアワーの美しい空に、一筋の光。

↑電線という人工物と自然の神秘。

↑夕闇にほうき星。おもわず息をのむ。

↑西蔵王から。山形市の明かりがあっても見えたという。

↑月山から。空に近いとこうも明るく。

■今後どう見えるかを図で 国立天文台

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