(吉田キャスター)「大分3区は石破政権で入閣した自民党前職に立憲民主党と共産党の新人候補が挑む構図です」

(田辺記者)「自民党前職の岩屋さんは外務大臣の公務のため、きょうの出陣式には出られませんでした。選挙期間中は5日間しか地元入りできない見通しで、各市町村の県議と支部、公明党が議席を守る戦いとなります」

「立憲民主党新人の小林さんは今年6月に擁立が決定し、わずか4か月の超スピード選挙に突入しました。元由布市議の経験もあり、演説が定評で、自民党への批判票を取り込み、大分3区で新たな支持層の獲得が期待されています」

「共産党新人の大塚さんは別府市にある党北部地区委員会の委員長を務めています。自らの支持はもちろんですが、比例票の積み増しにも力を入れていて、大分3区で1万5000票の得票を目指しています」

(吉田キャスター)「県内3つの選挙区について解説してもらいましたが、今回の衆院選の最大のポイントはどんなことだと考えていますか」

(田辺記者)「衆院選はなんといっても「政権選択選挙」ですが、前回の投票率は57.26%と4割以上の有権者が投票していません。どの政党や候補者が私達に必要な政策や方針を打ち出せるのか、そして政権にふさわしいのか真剣に考え、投票することが大切です]

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