衆議院議員選挙が15日、公示され、愛媛県内3つの小選挙区に10人が立候補し、12日間の選挙戦に入りました。
愛媛1区
愛媛1区に立候補したのは、届け出順に、国民民主党の新人・石井智恵候補(56)、共産党の新人・石本憲一候補(77)、自民党の前職・塩崎彰久候補(48)、立憲民主党の新人・香曽我部慶教候補(47)の4人です。
国民・新 石井智恵候補
「今の日本の政治は、弱者に寄り添っておりません。孤独や孤立、さまざま社会の中で取り残されてしまっている方々、その思いをしっかりと受けて、孤独や孤立に対する対策を行ってまいります」
共産・新 石本憲一候補
「日本の政治に信頼を取り戻す。国民の暮らしは政府の調査によっても、6割の人たちが苦しいと答えております。物価が上がることに対しては収入を引き上げるしかありません。時給1500円は何としても実現したい」
自民・前 塩崎彰久候補
「みなさんの怒りを私に託してください。みなさんの不満や希望を私に託してください。みなさんの未来を私に託してください。新しい時代をここから一緒につくっていきましょう。この愛媛から日本の新しい時代の扉を切り拓いていきましょう」
立憲・新 香曽我部慶教候補
「少子高齢化、この有様をまじまじと感じます。政治とは暮らしです。暮らしとは日々の積み重ねです。このことに対して今の政権、自民党は思いを馳せていることができるのか?非常に疑問に思っています」
愛媛2区
愛媛2区には、届け出順に、日本維新の会の新人・梶野耕佑候補(40)、立憲民主党の前職・白石洋一候補(61)、自民党の前職・井原巧候補(60)の3人が立候補しました。
維新・新 梶野耕佑候補
「訴えたいのは2つ。私自身は、皆さんが生活が良くなったと実感してもらえる政治を実現していきたい。そしてもう1つは、若い方々がワクワクするような社会をつくっていきたい」
立憲・前 白石洋一候補
「自民党のトップが変わっても政治は変わりません。政権交代が最大の政治改革です。その政治改革を愛媛2区から始めるために、全身全霊で戦います」
自民・前 井原巧候補
「強い逆風であることは間違いありません。ここを這いつくばり、皆さん方のために、地方のために、全力で国政で頑張ってまいりたいと思っています。必ず期待に応え、結果を出してまいります」
愛媛3区
愛媛3区には、届け出順に、自民党の前職・長谷川淳二候補(56)、共産党の新人・西井直人候補(67)、立憲民主党の新人・越智清純候補(42)の3人が立候補しました。
自民・前 長谷川淳二候補
「切迫する災害から皆さんの命と暮らしを守る。そして経済を活性化する。農林水産業、中小企業をしっかり後押しをする。そして人口減少問題に立ち向かって、地方に、この愛媛に、人やモノや投資の流れを呼び込む」
共産・新 西井直人候補
「裏金事件や統一教会との癒着など、自民党の組織的犯罪の究明にも極めて消極的と言わざるを得ません。国民本位の政治実現のためには、自民党政治そのものを変えることが必要です」
立憲・新 越智清純候補
「医療の面、さらに地元の中小企業の方々、また愛媛県の大事な産業である農林水産業の一次産業の方々の声を国に届けながら、愛媛県を再び素晴らしい県にしていきたいと決意致します」
今回の衆院選は、一票の格差を是正するため前回まで愛媛県内に4つあった選挙区が3つに減り、新たな区割りの有権者にそれぞれの候補がどのように浸透を図るかも注目されます。
選挙戦は、政治とカネの問題や物価高騰対策といった経済政策などを争点に、10月27日の投票に向け、12日間、繰り広げられます。
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