衆議院選挙が15日公示され、派閥の裏金問題を受けた「政治とカネ」の問題や物価高対策などを争点に12日間の選挙戦がスタートしました。
県都・金沢が選挙区の石川1区では、現在の小選挙区制が導入された1996年以降で最多となる、6人が立候補しています。
石川1区に立候補した6人です。
▼国民民主党の新人・小竹凱候補(26)
▼日本維新の会の新人・小林誠候補(47)
▼無所属の新人・藤原徳英候補(71)
▼自民党の前職・小森卓郎候補(54)
▼共産党の新人・村田茂候補(61)
▼立憲民主党の新人・荒井淳志候補(30)
国民民主党から初の擁立となる小竹候補は、消費税の引き下げや社会保険料の軽減などを通じ、働く人の収入を増やしたいと意気込みます。
小竹凱候補「若いことに甘えるのではなく、若いこそ、若いからこそ私たちが決定権を持ち、主体的に行動し日本の未来を作っていかなければならない。どの陣営よりも動いて誰よりも走って戦って参ります」
2度目の挑戦となる日本維新の会・小林候補は、これまで取り組んできた子育て支援や教育の充実など、日々の暮らしが良くなる仕組みづくりに取り組みたいと訴えます。
小林誠候補「政治が変わることによって私たちの暮らしを変えることができるんです。逆を言えば政治が変わらなければ私たちの暮らしを変えることができない、現状維持もしくは衰退していく一方なんです。政治をともに変えていきましょう」
無所属の新人・藤原候補は、温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を減らし子どもたちの幸福につなげたいと主張します。
藤原徳英候補「最近の子どもたちは天真爛漫さがないんですよ。子どもたちの幸せのための政策が一つでも実現できるよう私は努力していきたい」
自民党の前職・小森候補は、能登半島地震の初動対応や総務大臣政務官としての実績をアピールし、「絶対に負けられない戦いになる」と議席の死守を誓いました。
小森卓郎候補「日々風が強くなってきて、このまま前に進めるのかどうか心配になるほどの逆風を受けている、しかしながら這ってでも前進してまいりたい。政権交代こそが政治の最大の危機であると申し上げたい」
共産党の新人・村田候補は、中小企業の大幅な賃上げや長時間労働の規制などを主な政策に掲げ、政権交代を訴えました。
村田茂候補「自民党に厳しい審判を下す絶好のチャンスです。子どもからお年寄りまで安心して生活できる提案ひとつのパッケージとして日本共産党、提案していきます。これを実現していくには、今の大企業優遇の政治に大きく切り込んでいくことが必要」
立憲民主党の新人・荒井候補は、国民の豊かさの向上と政治の再生を柱に、生活者の目線に立った政策を進めていきたいと力を込めました。
荒井淳志候補「生活をする人や暮らしをする人、その痛みや悩みや課題が分かるのは荒井淳志しかいない、一番その痛みが分かって選択肢をしっかりと示せるのは荒井淳志しかいない。全力で全力で12日間の選挙戦を戦い抜きたいと思います」
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