それぞれの政党の代表は公示日の15日、全国各地で第一声を上げ、このうち自民党の石破総裁は、福島県いわき市の小名浜港で選挙戦のスタートを切りました。
15日午前10時半すぎ、小名浜港に姿を表した石破総裁。小名浜港をバックに第一声を上げました。
石破総裁「福島の復興なくして東北の復興なし、東北の復興なくして日本の復興なし、能登とともにこの新しい日本の再生にかける我々の思い、それは福島、いわき、小名浜から上げさせていただきたい」
そして、争点のひとつになっている政治とカネの問題については…。
石破総裁「私たちはこの選挙に深い反省のもとに政治と金、パーティーの収入の不記載そういうことが二度とないよう深い反省のもとにこの選挙に臨みます」
また、福島第一原発の処理水の放出をめぐり、水産業の支援を強調しました。
石破総裁「ALPS処理水の影響もあって、いま水揚げは25%、漁獲高は43%ということになりました。これをもう一度復活をさせていかなければなりません。私がやりたいのはこの地域、新しい水産の姿をつくりたいということであります」
自民党の総裁が、国政選挙で第一声を福島県内で上げるのは、震災以降7回連続です。このあとも石破総裁は石川町と二本松市で応援演説に立ち、「地方から新しい日本をつくりたい」と訴え、支持を呼びかけました。
15日から12日間の選挙戦に入った衆議院選挙は、27日に投票と開票が行われます。
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