JR東日本盛岡支社は14日、岩手県内を走る釜石線の線路脇にある斜面で岩盤が大きく崩れているのが見つかったとして、遠野駅と釜石駅の間の上下線の列車を当面の間運休すると発表しました。復旧の見通しは立っていないということです。

それによりますと、13日午後3時過ぎ、釜石線の洞泉駅と陸中大橋駅の間を走行中の列車の乗務員が線路脇に落石があるのを発見し停車しました。この車両と落石の接触はなく、乗客や乗務員にけがはありませんでした。走行に支障がないため運転を再開しましたが、線路の点検作業のため、遠野駅と釜石駅の間の上下線合わせて9本が運休(区間運休含む)になりました。
さらに落石が起きないか現地を確認するため、14日も始発から運転を見合わせ、上下線合わせて22本の運休(区間運休含む)が発表されました。
現地を確したところ、線路脇の斜面にある岩盤が高さ約6.5メートル、幅約4メートルにわたって崩れているのが見つかりました。落石の危険性があるとして、JR東日本盛岡支社は遠野駅と釜石駅の間の上下線で運転見合わせの継続を決め、当面の間運休(区間運休含む)すると発表しました。復旧の見通しは立っていないということです。

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