スポーツの日に合わせて、長野市では3連休中日の13日、住民およそ1300人が参加して大運動会が開かれました。

長野市篠ノ井で13日行われた「大運動会」。

「この運動会を通じて篠ノ井中央地区の親睦を深め全力で楽しむことを誓います」との選手宣誓で幕を開けました。

今年で58回目を迎えた恒例行事の参加者は1263人に上り、子どもからお年寄りまでが17の地区ごとに競います。

台風19号災害やコロナ禍での中止を経て再開されました。

13日は地元出身で元宝塚歌劇団員のタレント朱紫令真(あかし・れいま)さん
もゲストで加わりました。


運動会は、年齢を問わずに参加できる種目が多く用意され、参加者は地区の「威信」をかけて懸命に取り組みました。

毎年盛り上がる競技の一つが血(ケツ)圧測定リレーです。

お尻で風船を割ってつないでいきますが、なかなか割れずに苦戦する住民もいました。


市民運動会では一生懸命に取り組む中でハプニングも…

「ボール送り400mリレー」では、ボールを蹴ったり棒で送りながらトラックを回りますが、思うようにいかずコースアウトしながらゴールを目指しました。

また、スプーンレースリレーに参加した男性はゴール手前でボールを落としてしまい、「難しいです、ゴール見て焦っちゃいました」と話していまいた。


世代関係なくみんなで盛り上がる運動会。

クライマックスは、小学生から50代までがバトンをつなぐその名も「人生リレー」。地区ごと男女に分かれてのリレーで、参加者の表情は真剣そのものです。

リレー1位の地区の人は:
「若い方が速かったのでおじさんたちは気楽に走れました」
「こういう世代集まるのも地区でもあまりないので、こういう時にコミュニケーションとれるのはいいんじゃないかな」

参加した男の子は:
「いろんな世代の人と一緒で楽しかったです」

参加者は:
「普段だと子どもたちの運動会見ることはあるんですけど、なかなか自分たちが参加することがないので、子どもたちと一緒に体動かせるのはいいと思う」

3連休に地区の人がひとつになって盛り上がり、地域の絆がさらに深まる運動会となりました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。