山口県下松市で製造された台湾向け特急車両の陸上輸送イベントがあり、5万人の見物客を楽しませました。
中澤樹記者
「近くで見ますと、大変迫力があります!今後台湾で走る特急車両『EMU3000』です。多くの人が見守る下松市の道路へと進んで行きます」
このイベントは、「ものづくりのまち下松」をPRしようと開かれたものです。
「EMU3000」の先頭車両は、長さおよそ22メートル幅3メートルほどです。
先頭車両2台が、製造元の日立製作所笠戸事業所からJR下松駅までの往復3.3キロを専用のトレーラーによってけん引されました。
5年ぶりの開催で、日中に陸上輸送される珍しい光景を一目見ようと、県内外から5万人が訪れ、カメラに収めるなどして楽しんでいました。
下松市に住む小学生
「すごくかっこよかったです」(記者:声これが地元の下松でつくられているってどう?)「すごいなって思います」
台湾出身で広島県の大学院生
「ことしの3月に、一時台湾に帰国して、『EMU3000』型を乗ったことありますけど、やっぱり日本製の電車だから、すごく品質が信頼できると思います。今後も活躍が楽しみです」
「EMU3000」は今後海上輸送で台湾に渡り、現地で活躍することになります。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。