陸上自衛隊国分駐屯地所属の男性陸士長が、同僚2人の体育館シューズや識別帽などを盗んだとして懲戒免職処分を受けました。
11日付けで懲戒免職処分を受けたのは、霧島市にある陸上自衛隊国分駐屯地・第12普通科連隊の男性陸士長(27)です。
国分駐屯地によりますと、陸士長は2017年10月ごろから2020年12月ごろまでの間、駐屯地の宿舎から同僚2人の体育館シューズや識別帽、手袋などあわせて2万円相当を盗んだということです。
陸士長は「ストレス発散のために盗んだ」と話し、盗んだことを認めているということです。
第12普通科連隊の村山正人連隊長は「社会的、道徳的にも許されない。同種事案がおこらないよう服務指導を徹底する」とコメントしています。
国分駐屯地ではことし7月、同僚の財布からキャッシュカードを盗み、現金20万円を不正に引き出したとして、22歳の男性陸士長が処分を受けたのもあわせ、懲戒免職は今年度2人目です。
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