地域の防犯意識を高める「全国地域安全運動」が11日から始まり、鹿児島県警本部で出発式がありました。
全国地域安全運動は地域の防犯意識を高めるために毎年行われていて、今年は「子供と女性の犯罪被害防止」「うそ電話詐欺などの被害防止」、「自転車の盗難被害の防止」の3つを重点項目にあげています。
県警によりますと今年の刑事事件の認知件数は8月末時点で4600件で、去年の同じ時期より245件増えています。中でもうそ電話詐欺やSNS型投資詐欺、親近感などにつけ込んだロマンス詐欺は213件となっていて、被害額は12億円を超えています。
11日の出発式には塩田知事や県警の警察官、青パト隊などおよそ60人が参加し、早速、パトロールに向かいました。
全国地域安全運動は今月20日までです。
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