地球に最接近して話題の「紫金山・アトラス彗星」。12日(土)~14日(祝・月)の3連休、宮崎での見え方はどうなのでしょうか?
MRTのテレビ・ラジオで天気情報を担当する気象予報士の野田俊一郎さんに聞きました。
野田俊一郎 気象予報士
紫金山・アトラス彗星、この週末(12日~14日)の見え方について、12日(土)は午後6時20分ごろで、高さが10度よりちょっと下くらい、午後6時50分ごろは、だいぶ暗くなった空でどんどん沈んでいくというふうに見ています。
11日の空の状況から考えると、午後6時半ぐらいから西の空を見ていただくのがいいかもしれません。
高さが10度というと、腕を伸ばしたときの、拳の幅が大体10度くらいになるので、かなり低いいうのことがおわかりいただけると思います。
しかも、午後6時半ぐらいになると、多分、高さが5度ぐらいになります。これは、腕を伸ばして指3本分くらいです。
その高さぐらいに障害物がないところで見てもらうのがいいのかなと思います。
13日(日)になると、もうちょっと高くなりますので、13日(日)の方がより見やすくはなってきます
「見えるかも」ということで、ちょっと楽しみですが、まだ、肉眼で見えた報告がないので、「かも」なんです。
「見えたらラッキー!」という気持ちでぜひご家族で西の空見ていただければと思います。
もちろん、晴れないと見られません。
少しでも雲があると、見にくくなるので、天気の条件的には12日(土)が良いかもしれません。
※14日(月)は、11日午後5時発表の予報で「曇一時雨」と予想されており、彗星の観察には向かない天気となっています。
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