北陸農政局は11日、新潟県内の作柄概況を発表しました。
それによりますと、9月25日現在の県全体の作況指数は98で、「やや不良」だったということです。
地域別でみると、上越が101・中越が99で「平年並み」、下越が97・佐渡が95で「やや不良」となりました。
10アールあたりの予想収穫量は、2023年から13kg増えたものの、平年よりは9kg少ない515kgとなっています。
田植え後の5月下旬から6月上旬にかけて気温が平年より低く、穂の数が減ったことが、収穫量が減少した主な要因だということです。
なお、全国の作況は102の「やや良」となり、猛暑だった2023年よりも22万3000トン多い683万3000トンの収量が見込まれていて、北陸農政局の郡健次 次長は、「コメの品薄感は徐々に緩和していくものと考えています」と話しています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。