9日、北海道八雲町で、エビかご漁をしている親子3人が許可を受けずに毛ガニを取っていた密漁の疑いで逮捕・送検されました。

毛ガニを密漁した疑いで逮捕されたのは、いずれも八雲町の漁師で、72歳の船長の男と、39歳の娘、そして37歳の息子の3人です。

3人は、9日午後7時すぎ、エビかご漁の許可しか持っていないのにもかかわらず、八雲町の落部漁港で所有する漁船の中に、毛ガニ245尾、約54.8キロを所持していた密漁の疑いが持たれています。

密漁された毛ガニ(函館海上保安部 提供)

 漁港に戻ってきた漁船を、海上保安庁が取り締まりしたところ、毛ガニが発見されたということです。

函館海上保安部によりますと、毛ガニの相場は1キロ4000円~8000円で、今回の密漁された毛ガニの被害金額は約20万円~40万円にのぼります。

調べに対し3人は、容疑を概ね認めているということで、11日、函館地検に送検されました。

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