楽天イーグルスは9日夜の最終戦でシーズンが終了となります。今江新体制で臨んだものの惜しくもクライマックスシリーズ進出を逃した今年の戦いの「評価」についてtbc野球解説者に伺いました。

今江敏晃新監督のもと「いただき」を目指した2024シーズン。大きな選手補強はせず、対話と指導で戦力の底上げを目指しました。

その期待に応え早川投手が2けた勝利をあげるなど若手が成長をみせたものの、結果的には3年連続のBクラスが確定しました。

5月には圧倒的な打力を誇るソフトバンクに大敗を喫するなど特に苦しんだのが防御率。チーム防御率の3.75は現時点でセパ12球団を通じてワーストの数字です。

その要因についてtbc野球解説、大塚孝二さんに聞きました。

tbc野球解説 大塚孝二さん:
「結果的には、上位と下位の戦力差が出てしまった。大きな敗因は右の先発陣。岸投手頑張ったよ。39歳の岸投手が右の先発の1番手に名前が上がるようでは…。藤平投手と則本投手を後ろに回した。逆に後ろの投手に回したのは内投手だけだった。上位チームと比べるとそこ、右の先発陣が足りなかった」

一方で、夏場には結果も出しました。球団初のセパ交流戦優勝。打線が奮起し接戦をものにする勝負強さもみせました。

tbc野球解説 大塚孝二さん:
「小郷選手が1番に入って状態がいい時はチームが回っていた。本塁打が激減した状況で小技で1点をもぎとりにいくとか相手よりも1点でも多くという、それを来季はチームに浸透させるということ」

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