青森県の宮下宗一郎知事は、来年度当初予算の編成方針を各部局に伝えました。これまでより各部局の裁量を高めて、優先順位をつけながら政策資源の集中を図ります。

県は来年度当初予算を青森新時代の実現に向けた基本計画、さらに将来のビジョンに基づく取り組みの推進のためと位置づけています。

最優先で産業基盤の強化による所得向上など、3つの項目を掲げています。

各部局の予算要求は、これまであった基本計画重点枠事業費を廃止し、部局政策経費に移行します。こうした予算の一本化で各部局の裁量が高まり、優先順位がついた予算の要求。さらには事業の整理・合理化につなげるという狙いもあります。

青森県 宮下宗一郎知事
「重点枠要望があると、二重の予算取りになるので少し非効率という思いがありましたし、既存の事業の見直しも含めた予算編成過程を部局に移行することで、よりダイナミックな県民目線での予算編成が各部局で実現できるところに狙いを置いています」

各部局からの予算要求は、11月14日までに提出されます。

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