27日に投開票が見込まれる「衆議院議員選挙」について。9日の解散を前に野党側は、いわゆる自民党の「裏金議員」の公認問題について追及を続けていて、青森県選出の立憲民主党・田名部匡代参議院議員が石破総理を質しました。

参議院では8日、石破総理の所信表明演説に対する代表質問が行われました。
選出で立憲民主党の田名部匡代議員も登壇し、政治収支報告書に不記載があった議員を公認する基準について迫りました。

立憲民主党 田名部匡代 議員
「(不記載があった)議員の聴取もせず、そのまま公認されるのですか。まさか当選の可能性の有る無しで判断されることはないと思いますけれども、説明責任が果たされているかどうかと言いますけど、それは誰が何を持って判断するのでしょうか」

石破 茂 総理
「最終的な公認権者は総裁である私であり、不記載があった議員につきましては、引き続き適切な方法で地元の理解が得られているかなどを判断致してまいります」

石破総理は、不記載があった議員に対し追加で聴き取りを行うかについては言及を避け、公認については「各選挙区の事情、当選の可能性などを踏まえ適切に判断していく」考えをあらためて示しました。

公認は9日までに石破総理が最終判断する考えです。

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