9月、青森県六戸町の交差点で軽トラックとワゴン車が衝突し、7人が死傷した事故。
付近の町内会は現場の交差点で事故が相次いでいるとして、町に信号機の設置に関する要望書を提出することになりました。
7人死傷の事故現場の診断実施
7人が死傷した六戸町の事故。
現場では8日、警察と住民たちが黙とうを捧げ、道路の問題点を改めて確認する作業を行いました。
事故は9月23日の午前9時前、六戸町犬落瀬にある十字路交差点で起きました。警察によりますと、9月23日に起きた事故では、軽トラックが一時停止標識が設置された十字路交差点を一時停止することなく進入し、介護サービス利用者を送り迎えしていたワゴン車に出会い頭に衝突しました。
そして、ワゴン車に乗っていた80代から90代の女性3人が亡くなるなど、合わせて7人が死傷しました。
「とんでもない交通量」どうすれば事故を防げるのか?
8日の現場診断でのやり取り
「知り合いも5人ぐらいここで事故で入院したり、いとこもひっくり返ったりした。この通りにいると、住民にしかわからないかもしれないけれども、とんでもない交通量です」
現場では2022年に5件、2023年3件、2024年は9月25日までに5件の事故が起きています。
六戸町交通安全母の会 松村加代子 副会長
「(危険を)わかっているから、十分気を付けることを心掛けて走行していますが、今こうしてみていても、停止線をもっときちんと止まらなければだめだとか、いろんなことが見えますので、みんなに気を付けてもらいたい」
今回の事故の1週間後に、現場では一時停止の標識が追加されていますが、今後、その標識の上に赤色灯をつけてさらに目立たせるほか、道路のセンターラインも引き直す予定です。
十和田警察署 高橋 肇 署長
「住民の方から非常に貴重な有意義な意見をいただいた。このような事故がもう2度とないように、最善の方法を考えていきたい」
現場周辺の7つの町内会は10月11日、信号機の設置に関する要望書を町に提出することにしています。
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