袴田巖さんの再審＝やり直し裁判で静岡地裁が袴田さんに無罪判決を言い渡したことを受け、検察は控訴しない方針であることが分かりました。袴田さんの無罪が確定することになり、姉のひで子さんが8日夕方、記者団のインタビューに応えました。

＜袴田巖さんの姉・ひで子さん＞
「これでやっと一区切りつくと思うとうれしいです。一段落と言うか、一件落着になると思うと大変嬉しゅうございます」

Q.一報は、どのように?
「電話で小川弁護士から連絡をいただきました」

Q.巖さんには報告しましたか?
「巖はその前に街に出かけましたので、言っておりません。帰っての具合ですね、帰ってきての具合で話をするかどうか、わかりません。もうすでに無罪で勝ったよということは言ってありますので、改めて言うほどの事ではないと思っております」

Q.一報が入ったとき、皆さんで喜び合いましたか?
「たまたまいた人たちと大いに盛り上がりました。やっと終わったみたいなことで、喜んだんです」

Q.一報が入った瞬間の気持ちは?
「もう分かっていたようなものだから、別段、感激もしませんでした」

Q.いつも以上に笑顔が弾けているような気がしますが?
「そうですか、ありがとうございます。長い間、本当に皆さまにはお世話になりました。これで一件落着でございます。いろいろありがとうございました」

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