米海兵隊は、今月上旬から一時展開するとしている無人艇「ALPV」(自律型低姿勢船)について、「物資や弾薬の移送は依然として課題で、海兵隊を次世代の戦闘へ導く」と運用の重要性を強調しました。
海兵隊は、今月上旬から来年8月まで、物資輸送などを担う小型の無人艇「ALPV」1隻を沖縄本島周辺の海域で一時展開するとしています。
この無人艇について海兵隊がRBCの取材に応じ、「物資や弾薬の移送は、依然として課題」だと説明したうえで、「部隊の身体的負担を軽減し、広大な海で様々な物資を移送できる」「海兵隊を次世代の戦闘へ導く」などと運用の重要性を強調しました。
沖縄防衛局によると米側からは、今回の一時展開の期間中には、ミサイルや弾薬、燃料を輸送する計画はないと説明があったということです。
海兵隊は、那覇軍港を拠点に無人艇を展開するとしていることから県は、基地機能の強化につながらないかなど運用内容を確認し、今後の対応を検討するとしています。
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