7日(月曜日)は、秋雨前線が本州付近を南下中です。
前線の北と南では気温が大きくことなり、夏と秋のふたつの季節が日本付近でせめぎあっています。
秋雨前線の北空気ひんやり
秋雨前線は夏と秋の季節をわける前線です。
6日(日曜日)は西日本では蒸し暑さが戻り、多くの地点で最高気温が30℃前後まで気温が上がりましたが、7日(月曜日)は急激に気温が下がっています。
7日正午の天気図では、九州北部地方や中国地方、東北地方は前線の北側にあり、秋の空気に覆われています。
7日午後2時時点の最高気温は、福岡市で22.4℃、広島市で23.7℃、秋田市で21.2℃と、前線の北側は空気がひんやりとしています。
秋雨前線の南側は真夏日も北と南でこんなに違う気温差
一方で、前線の南側にある九州南部地方や沖縄地方、四国地方、関東地方では蒸し暑さが続いていて、7日も最高気温30℃以上の真夏日となっている所があります。
前線の北側と南側の気温差は大きい所で10℃以上。
北と南では大きく気温が異なります。
8日本州はすっぽりと秋の空気に
秋雨前線は、8日(火曜日)朝には本州の南海上まで南下する見込みです。
本州付近はすっぽりと秋の空気に覆われるでしょう。
7日は蒸し暑い関東地方でも、8日は気温が急降下。
最高気温が20℃前後にとどまり、急に肌寒くなりそうです。
8日は二十四節季の「寒露(かんろ)」。
暦の通り、全国的に冷たい露が結ぶような空気に覆われるでしょう。
RKB気象予報士 橘高香純
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