暴力団の威力を示して相手の弱みにつけ込み金品を要求したなどとして、警察は10月7日、暴力団対策法に基づき、指定暴力団稲川会四代目森田一家組員で神奈川県平塚市の男に中止命令を出しました。

警察によりますと、男は2024年4月22日、いずれも静岡県東部地区に住む面識のあった50代の男性と、40代の男性2人に対し、自分が暴力団員であること示した上で、相手の弱みにつけ込み言いがかりをつけ、落とし前名目などで金品を要求しました。

暴力団組員の男は、2024年4月に被害者の50代男性に不動産関係の仕事における紹介料などを支払うよう因縁をつけ現金を脅し取ろうとしたなどして、9月に恐喝未遂の疑いで逮捕されていて、警察が捜査を進めたところ、50代の男性とは別に、40代男性2人も被害に遭っていたことが発覚したということです。

警察は、組員の男が行為を認めているかどうかや中止命令を受け入れているかどうかを明らかにしていません。

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