耐震工事などで2年半休館していた鹿児島市の博物館・尚古集成館が今月から営業を再開し、5日、記念イベントが開かれました。
尚古集成館は薩摩藩・島津家の歴史や文化を紹介する博物館です。幕末の1865年に機械工場として建てられた本館は国の重要文化財で世界文化遺産にも登録されています。
おととしから耐震工事や展示替えのためにおよそ2年半の間休館していましたが今月から営業が再開され、5日、学芸員による展示の説明や講座などオープン記念イベントが開かれました。
(千葉から)「島津家の歴史を見に来た。すばらしい。」
(東京から)「前より見やすくてきれいで、とても見ごたえあった」
(尚古集成館 福元啓介学芸員)「島津家はいろんなところに足跡を残していて、県内だけでなく県外・世界中の人に『自分の地域と島津家が関係があったんだ』と気づいていただけたらうれしい」
尚古集成館の入場料は仙巌園と御殿と共通券で大人1600円、小中学生と高校生が800円です。
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