江戸時代、島原藩主が暮らした島原城三ノ丸御殿の座敷部分が、長崎県島原市内の民家に移築されていたことが分かり、5日から一般公開されています。

幕末に描かれた襖絵などが特徴の島原城三ノ丸御殿の座敷。

長崎県島原市の民家にあり、2021年度の調査で、島原藩主が勉学に励んだ「仲之御居間」の一部が移築されたものと判明。島原市の文化財に指定されました。

現存する藩主の御殿は、全国で他に6例しかありません。

島原市 教育委員会事務局 社会教課 大津 英稔 室長:「藩主にとっても貴重なプライベートな空間だったと思います。三ノ丸に御殿があったというのを皆さん楽しんでもらえればと思います」

民家は空き家で、10月中の土日に一般公開された後、2024年度中に取り壊される予定で、座敷部分は島原市が保存する計画です。

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