鳥取県倉吉市にあるナシのテーマパーク「なしっこ館」。ここで今年5月、展示していたナシが何者かによって食べられてしまうという事件が発生しました。その後設置したカメラに映っていた犯人とは?
倉吉市の「エースパックなしっこ館」。
ナシをテーマにした人気の観光施設で、屋内展示のほか、屋外には、約40本のナシの木があり、実際に実がなっている状態を観察することができます。
そして、事件は、この「梨ガーデン」で起きました。
安松裕一 記者
「現場はこちらです。今年5月、ここに展示してあったナシが何者かに食べられたというんです」
これが、その時の写真。大きな愛宕梨が無残な姿になっています。
なしっこ館のスタッフ、吉田さんに事件のいきさつを聞くと…。
エースパックなしっこ館 吉田亮参事
「ここにお客様に見ていただくために大きなナシを展示してたんですけども、軽いかじり跡があったのが1回あって、その後、結構派手にかじられるようになりまして」
このナシを置いた場所は、4つの異なる品種の赤梨が実る「ふしぎなナシの木」の前。
今年のゴールデンウイークごろ、まだ実がならないこの時期にも来館者に楽しんで欲しいと、吉田さんは冷蔵保存しておいた4種類のナシを展示することにしました。
しかし、5月22日の朝、展示していたナシが食べられてしまっているのが見つかったのです。
夜はナシを撤収することも考えましたが、なんとか犯人を特定したい!
吉田さんはセンサーカメラを設置し、犯人捜しの日々が始まりました。
カメラ設置から11日目、ある生き物が現れました。
ネコです!ネコが犯人なのか??しかし…何もせず去っていきました。
その8日後、今度はキツネがカメラに。ナシの方をチラチラ、かなり気になっているようです。真犯人はキツネなのか?しかし、結局食べることはありませんでした。
もう犯人は姿を現さないのでしょうか?カメラ設置から1か月以上経った7月、ついに、犯行現場を捉えました!
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