北海道十勝地方の中札内村にある鶏肉加工会社で、腐った鶏肉約8トンを自社の加工場の敷地に不法に投棄した疑いで法人としての会社と当時の工場長ら4人が書類送検されました。

 廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されたのは、中札内村の鶏肉加工会社「中札内若どり」と当時の工場長ら4人です。

 4人は去年9月、廃棄予定の鶏肉約8トンを加工場の敷地に穴を掘り、許可なく埋めた疑いが持たれています。

 警察の調べに対し、工場長らは「保管用冷凍庫の故障で販売できなくなった鶏肉の処分に困った」と容疑を認めているということです。

 「中札内若どり」は、「中札内田舎どり」のブランド名で知られる銘柄鶏の生産や加工・販売をしていて、HBCの取材に「2度とこのようなことが起きない体制をつくり、信頼回復に向けて努めてまいります」とコメントしています。

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