■美味しい「食堂」の見分け方 物価高で注目度アップ
山内あゆキャスター:
定食屋さんや大衆食堂は良さがありますよね。
例えば東京・浅草の「食堂 筑波」の「ポークソテー定食」。
それに加えて定食屋さんは、ベーコンエッグや肉豆腐などサイドメニューの充実も嬉しいですよね。
こういった食堂は、いくつかのジャンルに分けられるといいます。
ウェブメディア「100年食堂」(読売広告社)によると…。
【大衆食堂 様々なジャンル】
・一品勝負系
・採算度外視系
・地元素材系
・レトロ系
・チェーン系
産婦人科医 宋美玄氏:
私は定食大好きです。栄養バランスが取りやすいじゃないですか。鯖飯など、魚をいっぱい食べられるのは嬉しい。家だとそんなに食材も管理できない。
日比麻音子キャスター:
一汁三菜を叶えてくれるのはありがたい。
南波雅俊キャスター:
ずっとお世話になっています。高校生、大学生時代も社会人になってからも。
私は地方によく転勤していたので、「食べログ食堂 百名店」で岡山と大分でよく通っていた店が選ばれていて嬉しかった。
■「誰も見ていません!」日比キャスター流“レトロ食堂”攻略法
山内キャスター:
ただレトロなお店などは、ちょっと入りづらいときがあると思います。
そこで我らがレトロ食堂・レトロ居酒屋大好きの日々さんに、お店に入るコツを聞きます。
日比キャスター:
安心してください。誰も見ていません!
やっぱり1人でお店に入るときは、常連さんの目や「店員さんとうまく会話できないんじゃないか」とドキドキしてしまう。
でももう皆さん定食に“一点集中”。お客さんも集中しています。店員の皆さんもお忙しいながらテキパキ働いています。
いい意味で!いい意味で「誰も私のことなんて気にしてないんだ」と安心感を持って、勢いよくのれんをくぐる。これがポイントです。
■質素な外観&店主が無愛想? 美味しい「食堂」の見分け方
山内キャスター:
ではそののれんの先には何があるのか。
美味しいお店の選び方を「そこに定食屋があるかぎり」というエッセイを出された大平一枝さんに聞きました。
【美味しい食堂のポイント】「そこに定食屋があるかぎり」より
・外観が“質素”
・炊飯器が家庭用
・漬け物が自家製
・定番以外のメニューが手書き
・店主が無愛想
外観が質素のお店は内装ではなく、料理の素材にお金をしっかり使っているということ。また、炊飯器が家庭用だとその都度、炊かなければいけないのでいつも炊きたてを食べることができます。
日比キャスター:
自家製の漬け物には本当に愛を感じます。手書きのメニューにもこだわりを感じるんですよね。
山内キャスター:
漬け物に季節の野菜がしっかりと使われていて、ここで旬を感じることができるのもいいですよね。
町中の食堂が少し減ったイメージもありますが、今は若い人も行くようになっていますよね。
日比キャスター:
いわゆるレトロブームで食器やお店の中が「懐かし新しい」みたいなところがあるみたいです。
先ほど「誰も見てません」と言いましたが、通えば通うほどどんどん“実家が増えるような感じ”になる。落ち着く場所にどんどん変わっていく。これが大衆食堂の大好きなポイントです。
山内キャスター:
最後に、店主が無愛想なのも“美味しい食堂あるある”ではないでしょうか。大平さんによると、料理に集中しているので言葉数が少ない方が多いということでした。
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