27日からの大型連休を前に、青森県の岩木山の山麓と8合目を結ぶ「津軽岩木スカイライン」が26日に開通し、岩木山に本格的な春の観光シーズンが訪れました。

津軽岩木スカイラインでは26日、ふもとのゲートで山開きの神事が行われ、シーズン中の安全と無事故を祈願したあと、弘前市の櫻田宏市長たち関係者がテープカットをして、約5か月ぶりの開通を祝いました。

開通に合わせてシャトルバスの運行も始まり、一番バスが8合目に向けて出発しました。

岩木スカイライン 梅原寛社長
「雪解けが早くて、従来の雪壁に比べて低い雪壁になっているので、8合目から見る景色を十分堪能いただければ」

2024年の岩木山は、2月~3月にかけての降雪が思いのほか多かったものの、その後、雪解けが早く進み、積雪は現在、多いところで4m以下で、いつもの年より2mほど少なくなっています。

26日の8合目からの眺めは、黄砂の影響のためか、白神山系の山並みや日本海の海岸線はかすんではいましたが、訪れた人は津軽の自然が織りなす大パノラマを楽しんでいました。

一番バスの乗客
「黄砂で少しかすんでしまっているが、やっぱりいいですね」

神奈川県からの登山者
「景色絶景ですよね。ここから見てもいいです。期待してます。風もおだやかそうで」

岩木山の9合目へのリフトは大型連休後半からの営業を予定しています。

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