石破内閣で新たに就任した伊藤忠彦復興大臣らが3日、福島県の内堀知事を訪ね、復興への課題を共有しました。
初入閣した伊藤忠彦復興大臣は、県庁で内堀知事と面会しました。伊藤大臣は、除染など避難指示解除への取り組みを進め、処理水の海洋放出の安全性を積極的に発信する考えを示すとともに、必要な財源の確保を約束しました。
伊藤忠彦復興大臣「現場主義を徹底させていただいて、福島の復興再生に全力を尽くす所存です」
これに対し内堀知事は、除染廃棄物の県外搬出や燃料デブリの取り出しなど課題を共有し、政府一丸となって復興に取り組むよう求めました。
一方、3日は同じく初入閣となった浅尾慶一郎環境大臣も、内堀知事と面会し、福島の復興再生は環境大臣の最重要課題としたうえで、除染土再利用の実証実験などを着実に進めていきたいと述べました。
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