自民党広島県連は3日、党本部に対して今月、投開票の衆議院選挙の後、すぐに石橋林太郎衆議院議員を広島3区の支部長にするよう要望しました。

広島県連の中本隆志会長代理が党本部を訪れ、小泉進次郎選対委員長と森山裕幹事長の順に面会しました。

今月、投開票の衆議院選挙で、広島3区では与党統一候補として公明党の斉藤鉄夫国土交通大臣が擁立されます。

3区を地盤とする石橋衆議院議員は、前回に続いて連立を組む公明党に選挙区を譲る形になっています。次の次の選挙では3区から立候補するために、広島県連は空席になっている3区支部長への選任を重ねて要望してきました。

自民党広島県連 中本隆志県連会長代理
「当然、支部長になるべきところが『ちょっと待て』ということから、いまだに支部長にもしていただいていない。これはもう違和感以外のなにものでもないわけでありまして」

石橋議員は前回、比例中国ブロックで名簿順位1位でしたが、今回も当選できる順位にするよう要望しました。「非常にいい感触だった」としています。

また、10増10減に伴う選挙区調整で比例中国に回る小選挙区選出の新谷正義議員についても、上位で処遇するよう要望しました。

自民党広島県連 中本隆志県連会長代理
「『選挙区がかぶってしまった以上は、それなりの対処はします』という答えをいただいております」

衆院広島3区では、斉藤氏以外に立憲民主党・新人の東克哉氏、日本維新の会・新人の瀬木寛親氏、共産党・新人の高見篤己氏も立候補を予定しています。

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