東京都国分寺市で9月30日にあった強盗事件に使われたとみられる車が、翌1日に埼玉県所沢市で発生した強盗事件の現場近くで押収されたことが、捜査関係者への取材で分かった。手口に類似性があることなどから、警視庁と埼玉県警は両事件に同じグループが関わっているとみて調べる。  捜査関係者によると、1日未明、所沢市北野新町の住宅に複数の男が窓ガラスを割って侵入、80代夫婦を粘着テープで縛り、現金を奪って逃走した。県警は40代くらいの男を強盗致傷容疑で現行犯逮捕し、近くにあった車を押収した。  押収した車を確認したところ、所沢から約10キロ離れた国分寺市の現場近くから走り去った車と特徴などが一致した。国分寺の事件でも複数の男が窓ガラスを割って侵入し、粘着テープで60代女性を縛るとともに室内を物色していた。女性は「若い男に金を要求された」と説明している。 

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。