自民党の石破新総裁は30日、次期衆議院選挙の日程について、10月27日投開票にすると表明しました。広島1区では、日本維新の会の新人の山田肇氏が立候補を表明しました。

山田氏は、広島市東区出身の35歳。国会議員の秘書などを経て2019年、大阪市議選に立候補して初当選。27日に2期目の途中で辞職しました。山田氏は、現役世代への投資などに取り組みたいと語りました。

衆院広島1区で立候補表明 維新・新人 山田肇氏
「このゆかりのある地で、誰も手を挙げないのであれば、挑戦をしたいという意向は党本部に伝えてきたが、準備期間短いが、できる限り頑張っていきたい」

広島1区では、自民党現職の岸田文雄氏と共産党新人の中原剛氏が立候補を予定しています。

また広島6区では、共産党の新人、重村幸司氏が立候補を表明しました。

重村氏は、島根県津和野町出身の73歳。現在、党福山市委員長を務めています。重村氏は、高齢者医療や介護の問題などを訴えたいと話しました。

衆院広島6区で立候補表明 共産・新人 重村幸司氏
「既に(防衛)予算が9兆円近いところまで来ているが、教育や福祉、社会保障をどんどん改悪していて、戦前のような状況にしていくのは許せない」

広島6区では、自民党現職の小林史明氏が立候補を予定しています。

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