大麻を栽培したとして逮捕された甲府市の男女2人の裁判が始まり、検察は「がん治療のため栽培を始めた」と指摘しました。

甲府市に住む平山久美子被告と、栁田祥宏被告は今年7月乾燥大麻11.81gを所持した大麻取締法違反の罪に問われています。

30日に甲府地裁で開かれた初公判で2人は「間違いない」と起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、平山被告は自身のがん治療のために7、8年前から大麻の栽培を始めたことや、知人だった栁田被告は使用するために3、4年前から栽培を手伝ったと指摘しました。

検察は2人が別の場所でも、大麻を栽培していたとして今後、追送致する方針です。

なお、この事件では平山被告の内縁の夫も栽培に関わっていて10月10日に初公判が開かれる予定です。

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