2023年12月、岩手県北上市の住宅で会社役員の妻を殺害したとして盛岡地検は26日、夫の77歳の男を起訴しました。

殺人と住居侵入の罪で起訴されたのは、北上市藤沢の無職・長谷川哲雄被告(77)です。起訴状などによりますと、長谷川被告は2023年12月7日の午後7時半ごろから翌日午前9時ごろまでの間に、別居していた北上市二子町の会社役員で妻の緑さん(当時76歳)の家に玄関から侵入し、緑さんの頭などを鈍器のようなもので複数回殴り殺害した罪に問われています。

盛岡地検は長谷川被告を2024年1月10日から4月22日までの約3か月にわたり鑑定留置していましたが、精神鑑定の結果、刑事責任能力を問えると判断しました。

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