飼育している猫のフンなどが入った袋を自宅マンションの廊下から道路などに投げ捨てていたとして、36歳の男が逮捕されました。

 廃棄物処理法違反の疑いで逮捕されたのは、奈良県大和高田市のパート従業員中谷竜史容疑者(36)です。警察によりますと、中谷容疑者は9月18日午後9時前、自宅マンションの6階の廊下から猫のフンなどが入った袋2つ(重さ約146グラム)を近くの道路や住宅の敷地内に向けて投げ捨てた疑いが持たれています。

 今年5月から複数回、「猫のフンなどがまかれている」との通報が警察にあり、捜査を開始。今年7月にカメラを設置したところ、9月18日に中谷容疑者がビニール袋2つをマンションの廊下から投げ捨てる様子が確認できたため、逮捕に至ったということです。

 中谷容疑者は自宅マンションから20~30メートル先までフンなどを投げ捨てていました。警察の取り調べに対して、中谷容疑者は「長期間、猫のフンを自宅内に放置するのは臭くて気持ちが悪かった」「猫のフンを捨てるためにゴミ箱に新しいビニール袋を用意するのは面倒だった」と容疑を認めているということです。

 近くの道路や住宅の屋根などに20個程度、同様のビニール袋が捨てられていたのが確認されていることから、警察は関連を調べています。

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