鹿児島市議会の最終本会議が30日、開かれ、子ども医療費助成の条例改正案や、9200万円余りを減額する補正予算案が、原案通り可決され閉会しました。
30日の最終本会議では、9200万円余りを減額する補正予算案など、16の議案が原案通り認められました。
子ども医療費に関する条例改正では、現在、医療機関などの窓口で医療費を一度支払い、後日返還されていますが、窓口での負担をゼロにし、対象を2歳から中学生まで広げます。市は来年度の開始を目指しています。
また、補正予算では、今年度予定していた西原商会アリーナのメインアリーナの天井の耐震化工事で入札希望者がなく中止したため、工事費用の9200万円余りが減額されました。工事はおよそ2年延期され、供用開始は2028年度になる見通しです。
このほか、能登半島地震を踏まえた、川内原発の20年運転延長に反対する陳情については、賛成少数で不採択となりました。
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