福岡市で27日、小学5年生の児童2人が自然教室で提供されたカレーを食べてアレルギー症状が出たことがわかりました。

児童2人には乳製品アレルギーがあり、アレルギー対応のルーを使用する予定でしたが、福岡市は情報共有が不十分だったとしています。

福岡市によりますと、27日、福岡市早良区の「背振少年自然の家」で開かれた自然教室で参加した小学5年生の児童たちにカレーが提供されました。

児童たちがカレーを食べ始めてから約10分後、乳製品アレルギーのある2人の児童が、喉の痛みやかゆみなどのアレルギー症状を訴えました。

2人は服薬や病院への受診を行い、現在、症状は回復しているということです。

2人には乳製品アレルギーがあり、自然教室ではアレルギー対応のルーで調理をする予定でしたが、施設の職員どうしで情報がうまく伝わっておらず、通常のカレールーを使ったということです。

福岡市は「児童と保護者深くお詫び申し上げるとともに、再発防止索を徹底していく」としています。

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